先日、発売となったハイブリッドカーのCR-Zを見に行く。
ナンバー付き車両だったけど、残念ながら試乗車ではなかったので、触れたインプレッションのみ。
間近で見ると、やはり｢よくこのスタイリングで出したな｣というのが素直な感想。
どこからどう見ても、コンパクトな2ドアハッチ。時流から反するパッケージングはホンダならでは、か。何より、ルーフの低さがいい。まぁ、簡単に言うなら｢素直にカッコいい｣という事か。
なんだかんだ言っても、ボディラインはスポーティさと共に、空気の流れを突き詰めての･･･という答えでもあるようで。そんなわけなのか、リアウインドウはほぼ水平･･･なのにワイパーが。
そして目立つのが、装着タイヤのPOTENZA RE050の195/55R16。これが標準だって言うのが、今までのハイブリッドからすると掟破り。
運転席に座った感覚は、正にコンパクトスポーツ。シートの感触も良く、視界も良好だとは思える。
印象的なパネル周りは、エンジンオフ状態ではその表情が判らなかったのは残念。展示車は、ナビ搭載仕様だけど、カタログで見る限りラジオ&CDのほうがカッコよく、落ち着いた感じになりそう。
で、噂の後部座席は･･･ホントに座れない･･･ww想像以上の天井の狭さ。営業の人も｢150cm以下の人なら･･･｣と言っていたし、チャイルドシート固定用のガイドもあるから、そういう使い方と割り切ってるんだろう･･･と想像に難くないが。
むしろ、後部シートを倒してラゲッジとして使ったほうが良さそう。シートを倒さなくても、それなりのラゲッジスペースはあるが。
ボンネットを開けたエンジンルームは、思ったよりも密度が高い。
エンジン本体は直4の1.5Lにしては小さいと思えたのはSOHCだからか?それより、補器類が多い印象。モーターは、インサイト譲りのエンジンとミッションの間にある構成。
営業の人と話した感じでは、販売となった6割はCVTらしいけども、MTの問い合わせはだいぶあるらしい様で。これは嬉しい限り。まぁ、欧州での販売はMTのみの設定*1だしね。
ただ、販売店の人もMT車両は実際に見た事が無いとか･･･。MT仕様は、アイドリングストップからの復帰が、クラッチ操作で行うとかで、これは是非とも体感してみたいのだが･･･。
やはり実際に見て思ったのは、ハイブリッドカーとはいえ、ホンダらしいスポーツカーだな、と。
ともかく、ミッションは何でもいいから、走りを体感したいもんだなぁー。
http://www.honda.co.jp/CR-Z/
