アイアンマン

テアトル5、評価★★★★☆
「ハルク」に次いで、マーベル製作の「アイアンマン」。
存在は知っていたけど、キャラクターとしてよく知らなかったので、こういうものだったんだ、と。
あまり、どつき合うとかのシーンは無かったけど、今回は誕生編という事もあってか、その経過が面白い。最初のテロリストから逃げ出す為に作ったプロトタイプが味があってカッコいい。もちろん、アイアンマンとしても、その飛翔感はワクワクするもので。
それにしても、中東でのテロリストとかを含めて、アクションに終わらずドラマとしてもじっくり描かれたのは面白い。トニー・スタークの想いの差というものも、軸になってたわけだし。
とにかく観て、そしてヒーロー&ドラマというものを楽しんで欲しい一本。<以下核心メモ>
敵というか悪役は、トニーの社内にいたという流れは、キャラクターを考えれば妥当か。いきなり、侵略者とかでも仕方が無いしね。
マーク2での弱点として表現された霜対策が、アイアンモンガーとの戦いに有効に差し込まれていたのが面白い。
シールドのお膳立てを無視して、最後に自分がアイアンマンである事をバラすという展開は次に繋がるものとして面白い。そして、とどめの、シールドの司令官のニック・フューリーの登場で今後の期待が俄然盛り上がる。
でも、エンドロール間際に「エンドロール後にも続きがあるよ」的な字幕は、かなり興醒め。