日産 マーチ 試乗

先日発売となった新型マーチを拝見&試乗。


まずは、展示の12XFOURを見る。
ボディサイズが意外と大きく見える。旧型よりルーフ後側の絞込みを少なくして後席上部の居住性を良くしたらしいけど、その辺りに大きさ・・・というよりモッサリ感が見えるのかもしれない。
ルーフを良く見ると、不思議な凹凸が。これでルーフの強度を上げてるんです・・・って、どんだけ鉄板薄くしてるんだwwあと、ボディ表面というか塗装が、CMやカタログで見るほどソリッド感が無いのは値段故か。
内装はプラスチック多用で、やはり安さは感じるが、ジュークにも通じるところもある内装の意匠は普及型コンパクトカーとして悪くない。でも、インパネにスピードメーターしか見えないシンプルさには、戸惑ったけど。


続いて、12Gの試乗車に乗る。
こちらのインパネはスピード+タコにインフィメーション画面付きという最近のクルマらしい構成で、気分的には落ち着く。
エンジンはボタンスタートで、左側にボタンが。
走り出しは、1.2Lの3気筒というエンジンだけど、スペックを気にするほどの無い十分さか。足回りも安いといって、グニャグニャしないというのも最近のクルマらしいところか。
気になったのは、ステアリングの重さ・・・というより、軽く無いといったところか。まぁ、フィットやフリードの異常なまでの軽さと比較してしまうのが悪いのだけど。
そして、今回のマーチで特筆すべきはアイドリングストップ。日産が出し惜しみしてた(?)だけあって、思った以上にスムーズ。先に乗ったアクセラi-Stop程頑張らなくてもアイドリングが止まり、そしてスムーズに立ち上がるもので。止まる時に後のほうで音が・・・マフラー振動が収まる音か何かがするのは、価格故の愛嬌というところでw


日本車で国内の品質基準でもタイ生産でどうか・・・と思うところもあったけど、その辺りの心配は皆無。
ただ、新型のコンパクトカーとして、実際に日常で使うことをイメージする何か決定的な魅力が無い様な感じがしてしまうのだけども・・・。